佐賀県議会 2015-09-03 平成27年原子力安全対策等特別委員会 本文 開催日:2015年09月03日
現在、原子炉出力約一〇〇%でもって順調に運転を続けているという状況でございます。 私どもは、九月十日に予定しておりますが、総合負荷性能検査を受検いたしまして、この検査に合格すれば通常運転復帰ということで考えておるところでございます。 それから二号機につきましても、ことしの五月二十二日に工事計画認可をいただきまして、その後、使用前検査に入っております。
現在、原子炉出力約一〇〇%でもって順調に運転を続けているという状況でございます。 私どもは、九月十日に予定しておりますが、総合負荷性能検査を受検いたしまして、この検査に合格すれば通常運転復帰ということで考えておるところでございます。 それから二号機につきましても、ことしの五月二十二日に工事計画認可をいただきまして、その後、使用前検査に入っております。
燃料制御棒は原子炉出力コントロールする役目、あるいは原子炉の緊急停止などにかかわる重要な装置であることは言うまでもない。関電からはプルサーマル計画を準備するに当たって、知事の4点にわたる要請、すなわち美浜原発の後のきちんとした対応、トラブルを減少させること、耐震、高経年化などの報告を受けたところであるが、そのやさきに、今回の制御棒のトラブルである。
二つ、運転中の出力が変動したとき、原子炉出力をもとに戻そうとする作用が大きくなる。三つ目、運転中の燃料ごとの出力の差が大きくなる。四つ目、燃料棒内でのガスの発生量が多くなる。五番目、燃料ペレットの溶融点が低くなる。これらの考慮すべき事項とは、従来のウラン燃料体での運転に比べ、負の安定性が高くなることであります。
原子炉出力二五%、電気出力十一万キロワットで負荷試運転中であったと聞きます。負荷遮断試験、外部電源喪失試験、主蒸気隔離弁全閉試験、再循環ポンプトリップ試験等を行っているところであり、これらが設計どおり機能するかどうか確認するのが試運転のはずです。ドライバーでいえば仮免許の運転中です。一人で町の中をドライブしてきてもしょせん違反であり、決して自慢にはなりません。
来年二月に廃船となる計画で、その後の活用について注目されているところでありますが、原子力船「むつ」は、昭和四十四年六月に進水、四十九年九月に原子炉出力上昇試験中に放射線漏れを起こしたために母港大湊港への入港を拒否され五十日間大平洋を漂流いたしました。
御案内のように,昨年来の頻発する原子力発電所の事故,特に,東京電力福島第二原発3号炉の一連の事故は,原子炉出力を制御する再循環ポンプが破損し,破損した金属破片が原子炉内に大量に混入,核燃料体の損傷の危険性もある,まさに世界でも前例のない重大事故でありました。 事態を重視して,我が党の国会議員調査団は,先月末,私もそれに先立ち2月14日,現地調査を行い,説明を受けてまいりました。
今後における原子力船「むつ」研究開発にかかわる計画によりますと、出力上昇試験については、原子力船運航前の総合試験として、国の検査官立ち会いのもとで原子炉出力を段階的に上昇させ、各段階において原子炉プラントの性能及び安全性を確立するための試験を行うものとされているのでありますが、そこで次の二点についてお伺いいたします。
先ほど知事は、出力を落とさなくても修理ができたんだ、こうおっしゃったのですが、私が関係する専門家の意見を幾ら聞いても、出力を落とさなければ圧力を抑えることはできなかった、原子炉出力を100%から60%に落としたという経過であります。